急な環境の変化で毎日が辛い、なにもかもやる気力がない、、、。人生で落ち込む事はたくさんあっても、立ち直れないほどのどん底の場合はどう浮上したらいいのかわからなくなりますよね。
病気、借金、失業、失恋、離婚、裏切りなどなど、まさか自分の身にこんなことが起こるなんて、と失意のどん底に陥るとなにもかもがどうでもよくなってしまいますが、そういうわけにもいきません。そこで今回は人生の成功者達がどん底から這い上がるためにどのような具体策をとったのかを紹介していきます。人生何が起こるかわかりませんから、もしものために予習しておきましょう。
まずはリセットしよう
人生やり直しがきかないとよく言いますが、大丈夫、やり直しはきくんです。今までの人生がすべてだと思ってしまうと、どん底に落ちた時に比較対象が今までの自分の人生だけになってしまいます。
あの頃の人生に戻ることばかりを考えてももう自分を取り巻く環境が違うのですから、元通りになることを願ってもそれはなかなか叶いません。そんな時は未練は捨ててまったく違う新しい道を想像することが必要です。今までにまったく縁のなかった職種を希望してみたり、行ったこともないような場所に引っ越したり、、、違う環境はいくらでも作り出すことができます。
失敗はチャンスと考えよう
アメリカの小説家のウィリアム・サローヤンは「成功から学ぶものなどたかが知れている。失敗から学ぶものの方が遥かに大きい。」という言葉を残しています。大きな失敗をしてしまったとき、挽回することばかりを考えて、失敗をなかったことにしようとしませんか?
せっかく人生に関わる失敗を経験したのにそれが台無しになってしまったら勿体ないですよね。失敗はこれからの人生の成功のフラグだと思って、いつでも前向きの姿勢でいることが大事です。
捨て身の覚悟でチャレンジしよう
福沢諭吉の言葉で「あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。」というものがあります。一度失敗を経験すると二の足を踏んでしまってなかなか何かに一途になれないものです。捨て身になることを怖がっていたら状況は何も変化しません。なりふり構わず一つのことに夢中になることも必要です。
規則正しい生活を心がけるべし
新しいことにチャレンジする行動力もない、意欲もわかない、部屋から一歩も出られない、、、ただただひたすら寝て過ごしたり、パソコンの前から離れられなかったり、「もう駄目だ」と思うとなにもかもがどうでもよくなってしまいます。ですがそんな時こそ規則正しい生活を心がけましょう。
まずは3食きちんと食べ、夜寝て朝起きる生活です。朝の日光を浴びることで体内時計を調整し、これから生活していくにはどうしたら良いか直面することが大切です。現実逃避は何も生み出しませんから、人間らしい生活を送ることで心を整えましょう。
やけにならないこと。
絶望感でいっぱいになると衝動買いをしてしまったり、恋人に別れを切り出したり、むしゃくしゃして他人を傷つけてしまったり、、、その時は軽い気持ちでストレス発散のつもりだったとしても、更に失うものがでてきます。
やけになると理性がなくなり判断力が低下します。特にギャンブルは危険ですから、あまり手を出さないようにしましょう。穏やかな心でいることが大事です。
タバコや酒に頼らない
どん底に陥ると依存症になりがちです。特にタバコの本数が増えたり、禁煙していたのにまた吸い始めたり。また、お酒を飲むと眠りが深くなるため嫌なことを忘れるために飲み始めてしまう人が多いです。すると今度はお酒がないといられない状況になってしまいますから、依存から抜け出すのに苦労するものに頼らないようにしましょう。
生き甲斐を見つけよう
なにもかもやる気をなくすと先が見えず、考える気力を失ってしまうこともあります。ですが何か1つでも生き甲斐を見つけると大きな原動力になります。生き甲斐はなんでも良いのです。暗闇の中に小さな明かりが一つあるだけで、人はそこを目指して歩いていくことができます。
息抜きをしよう
どん底に落ちる前の頑張っていた自分をまずは褒めてあげましょう。今は少し身体と心を休める期間だと思い、羽を伸ばしてみるのも良いですね。心が穏やかに落ち着くと思いがけないアイデアが浮かんだり、一度ポジティブなイメージが浮かぶと早く実行したくてウズウズしてくることもあります。
とはいえ、休みすぎには注意しましょう。だらけた生活を送るのではなく、節度ある生活の中でゆったりすることが大事です。
近道をしようとしない
成功者のほとんどが努力をしています。どんな境遇であっても近道をしようと思わず、コツコツと経験や勉強を積み重ねることこそが結果的に成功への一番の近道になります。
人は大変な時こそ頑張ることから逃げだそうとしますが、現実逃避をしたまま成功できるほど世の中は甘くありません。逆をいえば、コツコツ努力をする人はどんな境遇であっても生き抜くことができます。
以上、どん底から這い上がる方法をお話しました。人生は潮の満ち干きです。辛い時もあれば幸せな時もあり、その繰り返しを私達は生きているのではないでしょうか。また、人間万事塞翁が馬という言葉にもある通り、人生は何が幸いするかわかりません。人生は成るようにしかならないですから、失意のどん底に居続けようと思わずに、できることから始めてみましょう。
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どん底からはいあがるための法則、たしかにその通りですね。
常に意識して行動していきます