次は失恋しないと決めた人に贈る、 心が軽くなる世界の名言

次は失恋しないと決めた人に贈る、 心が軽くなる世界の名言

「永遠」を誓い合ったり、永遠を願っていても訪れることのある失恋。初めての恋が成就して、一生を添い遂げる方もいますが、多くの方が一度は失恋の経験があるのではないでしょうか。

失恋はとても悲しく、ときに深い傷として心に残ることもあるほどつらいものですよね。なかなか立ち直れずに幾夜も泣き続けたり、過去を振り返っては後悔をしたり、なかなか傷が癒えないこともあります。

そんな過程をなんとか乗り越え、「次こそは失恋しない恋を!」と心に誓っても、どこか不安を抱えているという方も多いことでしょう。そんな方々へ、今回は世界の名言をご紹介します。

あなたが気づいた愛の本質を次の恋に生かしましょう

イギリスの女性作家、ジョージ・エリオットはこう言いました。「別れの激しい苦痛によってのみ、愛の深みを見ることができるのだ。」・・と。あなたは、失恋という深い悲しみや苦しさを経験しました。

しかし同時に、あなたは「愛」の真実の部分を垣間見たのではないでしょうか。与えた分だけ与えてもらえることを当たり前だと思ってしまうギブアンドテイクの愛は、本物の愛ではないことに気づいたはずです。

人を本当に愛するということは、ギブアンドギブ。見返りを求めない無償の愛のこと。そのことに少しでも気づいたあなたは、きっと次の恋でそれを生かせるはずです。

 

心が大きく揺れる経験は、あなたの心を育てています

「誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい。」これは、2006年のアメリカ映画「イルマーレ」の中のセリフです。大切な人を失い、大きな苦しみや悲しみを経験したことのある人は、何かを失った経験のない人よりも多く心を揺らしています。

心が揺れるような経験は、あなた自信を成長させる栄養剤のようなもの。それは、人を思いやるために必要な想像力や人を想う気持ちを育ててくれます。ここで言う美しさとは、表面だけを飾った美しさではありません。

魂から発せられる内側から溢れてくる美しさです。失恋で大切な人を失う経験をして「次こそは」と誓ったあなたは今、そんな美しさをにじませています。

 

恐れずに踏み出すことで得られるものがあります

「愛することによって失うものは何もない。しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。」これは、B.d.アンジェリスの言葉です。心に響く名言として知られているため、ご存知の方もいることでしょう。

人を愛するとき、失うものは何もありませんが、喜びや悲しみ、嬉しさ、怒りなどたくさんの感情や経験を得ることができます。これらは、あなたを人として大きく成長させていくための糧となるものです。

失うことのつらさや悲しさを知ってしまうと、愛することに臆病になってしまうこともありますよね。確かに、愛することから遠ざかっていれば、傷つくことはありませんが、あなたを成長させるさまざまな感情や経験と出会うこともありません。

もちろん、どちらを選ぶのもあなたの自由で、誰に指図されるものでもありませんが、頑なに「もう恋はしない」と決めつけるのではなく、心が感じるままに過ごしてみてもよいかもしれませんね。「次こそは」と誓っても愛することを怖いと思ってしまうこともありますよね。そんなときは、この名言を思い返してみてくださいね。

 

あなたの中には「勇気」という名の戦士がたくさんいます

「あなたのなかに大勢の戦士がいる。大切なのはそれを誇りに思えるかどうかだ。」詩人、ロバート・フライの言葉です。実は、人は前向きに生きるように組み込まれた生き物です。

あなたは気づいていないかもしれませんが、あなたの中には「勇気」という名の戦士がたくさんいます。この戦士のおかげで、人は前を向いて生きることができるのです。

しかし、失恋などで悲しさやつらさの中に身を置いていると、あなたの中にある戦士に気づくことができません。そのため、不安になったり臆病になったりしてしまうのですが、あなたが気づいていないだけで、どんなときでも「勇気」という名の戦士はあなたの中にいます。

あなたに気づいてもらえることを待っているのです。その戦士もあなたの一部。あなたがあなたの中にいる「勇気」という名の戦士に気づくだけで、心に大きな変化が現れることもあります。あなたの中に眠る強さを忘れずにいてくださいね。

 

つらい経験をしたからこその美しさを放ちましょう

「希望を捨ててはいけません。冬の寒さに耐えなければ、春に花を咲かすことはできないのですから。」作家のビクトリア・モランの言葉です。失恋は、たとえるなら厳しい冬の寒さのようなものですね。

しかし、やまない雨がないように、空けない夜がないように、冬もまたいつか終わりを告げ、春が巡ってくるのです。失恋という大切な人を失う経験は、できれば避けたい経験ですが、厳しい冬の寒さを経験するからこそ、桜は美しく咲き誇ります。

あなたも同じです。つらく悲しい経験をしたからこその美しさを次の恋で放てるよう、経験を生かしてくださいね。

 

自分自身をもっと信頼しましょう

詩人、ゲーテは言いました。「自分を信じなさい。そうすればどう生きるべきか、おのずとわかる。」と。人は、何か困ったことがあったり、問題を抱えたりすると、自分の外側に答えを求めてしまう傾向があります。

しかし、実際はあなたが抱えている困ったことや問題の答えは、すでにあなたの中にあるのです。誰かに何かを相談して、そのアドバイスをアドバイスとして受け止められなかったり、なんとなく違うなと思ったり、真向から反抗したくなるような経験はありませんか?

これらはすべて、あなたの中にすでに答えがあるために生じるものです。あなたは、あなた自身をもっと信頼して、あなたが決めたことに胸を張ってよいのですよ。大丈夫です。あなたの経験と今のあなたを信じて、次こそ恋を実らせてくださいね。

 

強い決心は、大きな行動力を生み出します

第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンはこんな言葉を残しています。「人はしあわせになろうと決心した分だけ、しあわせになれる。」あなたが「次は失恋しない」と決心したのなら、きっと次の恋は実るでしょう。

ただし、あなたの決心の大きさに比例するので、疑いを持たないことがポイントです。心の底からあなた自身が幸せになることを決めてくださいね。そうすることで、あなたはあなたが幸せだと感じるような行動を始めます。

そうです。決心は行動に現れてくるものなのです。幸せを待ち望んでいても向こうから歩いてやってこないように、次の恋はあなたが踏み出さないと始まりません。失恋しないよう望んでいるだけでは、それを形にすることはできないので、これまでの経験を生かして「行動」することを惜しまないでくださいね。

 

7つの名言をご紹介してきましたが、いかがでしたか?心が軽くなったでしょうか?「次こそは」とどれだけ決心していても、恋愛は相手があって初めてできることなので、なかなか思う通りにいかないかもしれません。

しかし、だからと言って恋愛に臆病になっていたら、いつまで経っても恋を実らせることはできませんよね。次の恋へ踏み出してみようと思える日が訪れたら、あなたの中の「勇気」を信じて踏み出してみましょう。

人間は成長する生き物です。あなたのこれまでの人生の中で常に「今」のあなたがあなたの中の最高なのです。そんなあなたを信じて、あなたの心に素直でいてくださいね。つらい経験をして一回りも二回りも成長したあなたの次の恋が実ることを祈っています。

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