「自分を変えたい」悩みを解消する意識改革術とは


自分を変えたいと思うことってありますよね。でもそれで本当に変われる人は少なく、むしろ結局変われなくて落ち込む人の方が多いでしょう。つまり自分を変えるというのはそれほど難しいことなのです。とは言え、自分を変えたいと思うならそれができるのは自分しかいません。このため、何もしなければ絶対に自分を変えることはできないのです。

ではどうすれば自分を変えられるか?…それは意識改革術を使うことです。これは一見難しく思えますが、実はじっくり考えればそうでもありません。「意識改革」と表現すると難しく感じるものの、「意識」と「改革」を別々に分ければどちらも聞きなれた言葉になりますよね。「もうウンザリ、自分を変えたい!」…もし本気でそう思うならぜひ意識改革術に取り組みましょう。

そこで今日は例を交えながら自分を変える為の方法や手順にについてお伝えします。ではご覧ください。

STEP1.何を変えたいかを明確に考えよう

ここでのポイントは「明確に」という点です。ただ何を変えたいかを考えるだけなら、それは子供が将来の夢を語るのと変わらない説得力です。そうではなく、「何を変えたいか?」「そのためにはどうすればよいか?」「それをすることでどうなるか?」…この3つをセットで考えなければなりません

例えばあなたが現在フリーターだとして、本気で働こうと思ってフリーターを卒業して正社員になるために自分を変えたいとします。この場合「正社員になりたい」だけでなく、「正社員になるにはどうすればよいか?」と「正社員になることでどうなるか?」も一緒に考えてください。

「正社員になるにはどうすればよいか?」…これを考えることで自分を変える方法を探す手掛かりになります。そして「正社員になることでどうなるか?」…これを考えることで自分を変えることでどんな変化が起こるのかとそれに対して得られるメリットが分かります。

つまり自分を変えたい時にはまず何を変えたいかを明確に考えることで、その具体的な手段と変えることのメリットとが把握できるのです。

 

STEP2.自分の生活習慣を知ろう

次にやるべきことは自分の生活習慣を知ることです。STEP1を経たこと自分を変える方法がうっすらと見えてきた状態ですが、それを実行することで必ず失うものがあるのです。そして、それが何かを知っておくために自分の生活習慣を知ることが必要になるのです。

さて、上記の例で続けます。正社員を目指すあなたですが、目指す前にまず自分の生活習慣を振り返ってみましょう。その結果、今は午後4時に家に帰って夜6時までゲームで遊び、その後夕食を食べて午後7時から暇な時間を過ごすとします。

一方、正社員の仕事で午後4時に家に帰るのはまず不可能ですから、この場合自分を変えたとするとゲームの時間を失うことが分かります。ただしこの場合、午後7時以降は暇なわけですから正社員になっても午後7時以降にゲームをすれば今までどおりゲームで遊べることが分かります。

つまり自分の生活習慣を知っておけば、自分を変えたい時に何を失うか…同時にそのための対処を考えておくことができるのです。

 

STEP3.自分を変えることのメリットを考えよう

STEP2を経たことで、自分を変えたい時に失うものがあってもその対処の仕方が分かった状態になります。つまり今は失うことが怖くない状態であり、その点で既に一歩前進したことになります。

とは言え、何かを失ってその対処をするだけでは状況的にプラスマイナス0の状態ですから、今のままではまだ自分を変えるために本気で頑張ることはできないでしょう。そこで、自分を変えることでどんなメリットがあるのかを考えてください。

では例の続きで解説しますが、まず正社員になることで真っ先に得られるメリットは収入の多さです。ここでもっと追及すると、収入が多くなることで今まで以上にゲームが購入できるようになる…これが例に挙げたあなたにとっての最大のメリットになりますね。

自分を変えたいと思った時、それを叶える道は一見険しく思えます。しかし自分を変えたい時のメリットを知ることで、それを叶えることにむしろ魅力を感じられるようになるのです。

 

STEP4. 目的に向かって行動しよう

さて、ここまで来たら後はもう目的に向かって行動するだけです。既に目的を叶えるための方法、そこに発生するデメリット、発生したデメリットへのへの対処…これらが全て分かっているため、行動するのは決して難しいことではありません。

意識して行動することは、行動次第で簡単でもあり難しくもあります。そして、自分を変えたいための行動は後者…つまり難しい部類に含まれます。

そして難しいのは単純に難易度が高いからではなく、自分が決意しきれないところに問題があるからです。しかしここまでのステップで決意できる状況を作りあげたことで行動が容易になっているのです。後はひたすら頑張るだけ…ここで必要なのはもう意識改革ではなく根気です。

 

自分を変えたいと思ってもできない人は「変える方法が分からない」「変えることで今を失うのが怖い」…この2つを恐れているからです。つまり、言ってみれば子供が病院に行くのを怖がるのと全く同じ心理にあるのです。そして、この状況を変えるために必要なのが意識改革です。

子供が病院に行くのを嫌がっている場合、親は子供に病院に行く目的を教えますよね。そして病院に行くことでどうなるかを教え、同時に行かなければどうなるかを教えます。すると、この教えの中で子供は病院に行くことに対してメリットを知り、気持ちを変えて病院に行くことに納得するっでしょう。そう、これが意識改革なのです。

ですので自分を変えたいなら、意識改革によって最終的に変えることに対するメリットを知りましょう。それを知ることで自分を変えたい行動に怖さがなくなり、目的に向かって進めるようになりますよ。

まとめ

自分を変えたい時に行う意識改革の手順

・自分を変えるために何をすればいいかを正確に考え、それを叶えるための手段を知る
・自分の生活習慣を考え、自分を変える上で失うものを知り、同時にその対処方法を考える
・自分を変えることで得られるメリットを具体的に考える
・意識改革によって自分を変えることに恐れがなくなったら、後は根気よく行動するのみ

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