勉強を長時間行うと、目や脳みそ、腕などが疲れてしまいますよね。身体を酷使していなくても、集中した状態を長時間続けると筋肉が緊張してしまうので、全身にも疲労感を感じてしまうものです。
そういった状態のまま勉強を続けてしまうと、集中力が散漫となり、記憶力が低下してしまいます。集中力が落ちると勉強のスピードが落ちるだけでなく、後でまた覚え直すことになってしまうと、非常に非効率的です。
そんな勉強の天敵とも言える疲れやストレスですが、勉強の合間に少しの時間をつくって、リッラクス体操をするだけで解消できますよ。そこで今回は、勉強疲れの解消に効果バツグン★5つのリラックス体操をお伝えします。
両手を組んで頭上にグイッと伸ばしてみよう
勉強は時間に迫われた状況で行う場合もありますよね。「疲れを解消したいけどリラックス体操に時間を割くのはもったいない!」といった方にはおすすめのリラックス体操。
両手を組んで頭上にグイッと伸ばしてみましょう。位置は上過ぎず、下過ぎず、自分が心地よく感じる場所まで伸ばして下さい。これはヨガでも用いられているポーズなので、リラックス効果大。
また、全てのリラックス体操に共通することですが、必ずゆっくりと深呼吸を行いながら身体を動かして下さい。勉強に集中していると、終わったときにふ~っと息を吐き出した経験、皆さん一度はありますよね。
何かに集中しているときや、ストレスを受けているときは呼吸が浅くなることが多いからです。体内の酸素量が減少してしまうと、それは疲労につながってしまうので、深呼吸だけでも大きなリッラクス効果がありますよ。
両手の拳を力強く握ってみよう
両手の拳を力強く握り、1分程度経ったら、拳をリラックスさせて1分程休みましょう。これを2回程度繰り返して下さい。
これは頭上にグイッと手を伸ばすリラックス体操と同様、筋肉の緊張をほぐし、血管を循環させる効果があるので疲れが解消しやすくなりますよ。拳を力強く握ることは、特に手首や腕をリラックスさせる効果あり。
深呼吸をしながら両肩を動かしてみよう
息を吸いながら両肩を上げ、息を吐き出すのと同時にダランと両肩を脱力してみましょう。全ての動作は急がず、ゆっくりと呼吸しながら行うのがポイント。
両肩ではなく、片方ずつの肩を交互に行う方法もあります。要領は同様ですが、どちらか一方の肩を上げたら数秒間停止し、逆側の首筋を伸ばすようにしましょう。
これを交互に行うのが1セットで、数セット繰り返して下さい。全身の筋肉の緊張をほぐす効果と、深呼吸によるリラックス効果が期待できますよ。勉強中でも気楽にできる簡単なリラックス体操です。
眼球の疲れも解消してあげよう
勉強は集中して何かを凝視している状態が続くので、眼球が疲れてしまいますよね。目が疲れてしまうと、字をよく見ようとしたり、頭がぼんやりとしてきて、集中力が大きく低下してしまいます。
また、眼球の疲れは脳みそに悪影響を与えてしまうので、判断力・思考力も低下してしまいますよ。目が疲れてきたな~と感じたら、まぶたを閉じてあげましょう。
まぶたを数十秒閉じるだけでも筋肉のリラックス効果があり、光を遮断してあげることは、眼球の疲れを解消することになります。
まぶたを閉じた状態でゆっくりと深呼吸すると、全身のリラックス効果にもつながります。まぶたを強く閉じることは脳のリラックス効果あり。
全身を使って行うリラックス体操
勉強は主に座った状態で行うものですが、下半身は使っていなくても、筋肉は緊張してしまいますよ。それは全身の疲れへとつながってしまうので、時間があるときには、以下2つの全身を使ったリラックス体操にトライしてみて下さい。
【その1】
1・床に両足を伸ばして座る2・手を伸ばして身体を前方にゆっくりと出す【その2】
1・床に仰向けで寝そべる
2・膝を腹部の上に持ってきて両手で抱えるようにして下半身を圧迫する
それぞれの手順を繰り返すだけで、下半身の筋肉の緊張をほぐしてくれますよ。直立した状態で片足を持ち、かかとをお尻つけるようにして太ももの前側を伸ばしてあげる体操も疲労回復には効果的!
人間の集中力にはバラつきがあり、疲労を感じて集中力が低下してしまうことは避けられません。集中力とはエネルギーを使うことで、集中すればするほど、集中力は低下してしまうものなのです。
しかし、少し休憩をしたり、少し身体を動かして気分転換するだけでも作業の効率がアップすることは研究によって明らかになっていますよ。今回ご紹介したリッラクス体操は、どれも簡単で、ちょっとした休憩時間に気楽に実践できるものですよね。
体操だけでなく、深呼吸をして息を吐き出すことは、疲れやストレスも一緒に吐き出す効果もあります。リラックス体操で疲労を回復して勉強の効率をアップさせ、限りある時間を有意義に使いましょう。
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