コミュニケーション能力の向上だけで業績を倍増する方法

コミュニケーション能力を向上するだけで仕事の業績がアップしたらすごく良いですよね。でもコミュニケーション能力の向上とは言っても、特別話が上手い訳ではないけど人並みに話せるし、円滑な会話も心がけているし後は何を改善すればいいのだろう…。

自分には元々の素質がないから向上は難しい…。そして業績倍増なんてコミュニケーション能力を上げるだけでそんな大きな効果があるのか…と疑問に思われる方も多いようですね。

いろいろな面で努力はしているけど最近仕事があまり上手くいっていない、でももっと何か改善する方法はないかと日々戦い模索している皆さんのために、今回はコミュニケーション能力の向上で業績をさせる方法をお伝えします。

トーク力とコミュニケーション能力の違いを認識しよう

自分はコミュニケーション能力が低いと思い込む人の中にはトーク力とコミュニケーション能力を混同している人が多いよう。例えばあまり会話が発展しない、何を話したら良いのか分からない…そんな悩みを持つ人がその類と言えます。

お笑い芸人が行うように聞き手に対して自分の話を面白おかしく話すことができる人は確かに素晴らしいトーク力がある方と言えますよね。ですがビジネスシーンで必要なコミュニケーション能力は自分一人で相手を飽きさせることなく話を展開していくトーク力ではないということを覚えておきましょう。

もちろんプレゼンテーションを行う時には一種のトーク力が求められるかもしれませんがコミュニケーション能力とは相手の話を上手に引き出して会話をする能力と捉えましょう。自分だけで上手い話をしなければならないという観念から解放されるだけでも少し気分が楽になりますよ。

上手に相手に話させよう

コミュニケーション能力をアップさせるとは相手の話を上手に引き出して会話を発展させていくということ。ではどうすれば相手の気持ちや相手の考えを上手に引き出せるのでしょうか。

その一つのテクニックがバックトラッキングやアクティブリスニングと呼ばれる方法です。少し難しく聞こえますが実践はとっても簡単。相手が述べた言葉をそっくりそのまま返すという方法、いわゆるおうむ返しをする感覚ですね。

難しく考えずにまずは試してみましょう。尋ねていないのにびっくりするほど相手は自分のことを話し始めます。ただ相手が述べたことを繰り返すだけですが、相手からしてみると自分の話をすごくよく聞いてくれているという印象を持つ訳ですね。

会話を活発に保つために質問をすれば良いのかもしれないが、何て質問すれば良いか分からない…そういう方は是非この方法を試してみてください。驚くほど会話が勝手に弾んで行くのを感じますよ。

自分のことも話してみよう

コミュニケーション能力のアップに欠かせない次の方法は会話の中で自分の話も少し加えること。良いコミュニケーションにおいて大切なことは「話すより聞く」という基本的なことが挙げられますが、全く自分の話をしない人のことを少し想像してみましょう。

何を考えているのかよく分からない、信頼しても良いのか悪いのか、少し温かみにも欠けますよね。そこで自分の失敗談や弱さなども含め自分の考えを会話の中に少し加えることを意識してみましょう。

もちろん自分の話ばかりに夢中になってマシンガントークはNG。お互いに気持ちよく会話できる程度に話すということを忘れたくないですね。自分が腹を割って自己開示すると同じようにして相手も心を開いてくれるかもしれませんよ。

視覚の接触を心がけよう

近年メールやSNSなどの普及により直接面会してのコミュニケーション能力に欠けた人が多くなっているということを耳にしますよね。

確かに目と目を合わせずとも会話ができる世の中で視覚での接触を保ちつつ会話することが課題となっている方も多いかもしれませんね。

ですが目を合わせて会話すると相手への関心を払っていることや、確信を持って話していることが相手に伝わりやすくなると言われています。

さらに目を見ずに話す人より目を見て話す人に対して信頼を寄せやすいという説も。すごく良いことばかりですね。

よく会話はキャッチボールだと言いますが相手の反応を見ながら話すことで、自分が投げたボールを相手がしっかりとキャッチしているか、意味が通じているか、納得しているかそれとも反発しているかなどを確認することもできますね。視覚も使ってコミュニケーション能力をアップさせましょう。

言葉の通りに行動しよう

コミュニケーション能力の向上を図り、とても円滑な会話ができるようになったとします。そうなると職場の仲間や取引先、上司からもある程度の良い評価を期待できますよね。

しかしコミュニケーションは滑らかでもあの人は行動が全く伴わないという評判が付きまとうとしたら本末転倒ですよね。コミュニケーション能力に伴った行動で信頼をかち得る必要があります。

有言実行を実践できるようできる限りのことは尽くしましょう。せっかく築いていきた信頼関係を言葉と行動のズレで台無しということは避けたいですよね。

であれば自分に出来ないことは出来ないと最初から述べておくことも一つの手。口約束でも必ず守るという評判の元に築かれた信頼関係は今後も仕事の面で良い成果を生む助けとなるはず。

そして感謝や謝罪の言葉も誠実にはっきりと伝えられるかということも後々業績を左右することになるので気をつけたいですね。

会話のちょっとしたことを気をつけるだけで後々の業績アップに繋がったら嬉しいですよね。仕事においてもコミュニケーションを取ることはどうしても欠かせません。

そこで今回はコミュニケーション能力の向上だけで業績を倍増する方法を5つお伝えしました。トーク力を伸ばすのではなくコミュニケーション能力、つまり相手の話を引き出すことを念頭に改善を図りたいですね。

またアクティブリスニングとも言われるおうむ返しの方法で相手の話を気持ちよく引き出しましょう。そして聞くことに徹しつつも自分のことも適度に話すことによって相手の心をさらに引き出すこともできますよね。そして目を見ながら話すことにで好印象を持たせたり、また相手の反応を意識した会話ができるようになります。

そして最後にコミュニケーション能力だけを伸ばすのではなくそれに伴って口の点で信頼をおける人という評判を築くような行動も心がけたいですね。コミュニケーション能力向上で信頼関係も固くして業績アップを狙いましょう。