マイナス思考をやめるだけで人間関係の悩みが完全に消える!!

職場でも家庭でも学校でも、人間関係というのは非常に大切なものですよね。たった一人では誰も生きていけない中で、日常的に関わる人たちとの関係は、良好に保ちたいものです。

人間関係の悩みを解決する方法としては、友人に仲介に入ってもらう、相手のよいところを見るようにする、無理に付き合わないようにする、など様々な方法がありますが、今回はマイナス思考をやめて人間関係を円満に保つ方法をご紹介します。

マイナス思考というのは、生まれ育った環境の中でつくられていったその人の特性なので、完全になくすべき、というものではありません。時には慎重になってリスクを避ける、という判断も必要です。

ただ、場面によってはマイナス思考をやめるとうまく回りだすこと、よい結果を生むケースがたくさんあります。マイナス思考をやめる方法を理解して、あなたの人間関係の悩み解消に役立ててみてください。

ポジティブな人と付き合って前向きな考え方に触れよう

人間は、置かれている環境に影響されやすい生き物です。自分が所属している世界の常識にも染まりやすいものです。日常的に接している人や考え方がネガティブなものばかりだと、自分の思考もどうしてもネガティブなものになりかねません。

自分が周囲のマイナス思考に引きずられがちだと感じたら、ネガティブなタイプの人とは少し距離を置き、ポジティブな人と付き合うように意識的に変えてみましょう。

その人の自分にはない前向きな言葉や考え方に触れ、行動パターンを観察してみることで、自分のマイナス思考を少しはポジティブなものへと転換していくことができるかもしれません。

また、ネガティブな人と付き合うこと自体はやめなくても、後ろ向きな言葉にはあまり耳をかたむけない、という方法でも良いと思います。

 

セロトニンの分泌を増やして気分の落ち込みを防ごう

セロトニンは、前向きな気持ちを促すホルモンで、精神のバランスをとるのに役立ちます。セロトニンが欠乏すると、気分が落ち込んだり、無気力になってしまったりします。つまり、セロトニンの欠乏はマイナス思考につながりやすいのです。

また、過食や拒食、不眠など、身体にも重大な症状が現れる場合があります。セロトニンの分泌を増やすには、太陽の光を適度に浴びることや、きちんとした生活リズムで1日を送ることが大切です。

また運動不足もセロトニンの欠乏を招くとされているので、運動する機会の少ない人は、エレベーターではなく階段を使うなど、日常の中で運動を気軽に取りいえれてみるといいかもしれません。

さらに、ダイエットなどのために偏った食生活を送ることで、セロトニンのもととなるトリプトファン不足になる可能性があり、こちらもセロトニンの欠乏につながります。

要するに正しい食生活や生活リズム、適度な運動など、健康な生活を送るために必要なことをきちんと行っていくことが、マイナス思考に陥ることを防ぐのにつながるのです。健康のためにも、セロトニン不足にならないよう意識して生活してみましょう。

 

他人と比べるのをやめて自分自身を見つめよう

自分の能力や状況を、他人と比較して相対的にとらえすぎてはいませんか?上には上がいるものですし、顔を上げればキラキラと輝いている人は数え切れません。そんな人たちと比較して自分を卑下しても無意味です。

あなた自身は唯一無二の存在なのですから、誰かと比較して、あなたの能力や状況をジャッジする必要はないのです。いつでも判断基準は自分の目指す自分にしましょう。

自分自身で設定した目標に対して、まだまだ遠い、がんばりが足りないと自己評価するのはとても大事なことです。けれども周囲と比較して「自分なんか」と劣等感を抱き、やる気や向上心を喪失してしまうのはもったいないことです。

他人と比較して自分を貶めるというマイナス思考をやめ、自分なりの目標を設定してそこに向かって努力してみましょう。

 

ハードルを下げて小さな目標をクリアしていこう

そもそもマイナス思考になってしまう要因は何でしょうか。そのひとつに、的外れな目標、高すぎる目標を掲げてしまっていることがあるのではないでしょうか。

もし自分の状況を正しく客観視できていないと、自分にきちんとあったレベルの目標を設定できなかったり、焦点の合わない目標設定にしてしまいがちです。

特に、現在の自分の段階に対して、あまりに高望みすぎる目標点を設置してしまうと、現実と理想のギャップがありすぎて心が折れてしまったり、「自分なんか」と落ち込んでしまったり、マイナス思考を導いてしまうのではないでしょうか。

高い目標に向かってがんばることはすばらしいことですが、自分のモチベーションが保たれるよう、ふさわしいレベルの目標を立てることも大切です。小さな目標を一歩一歩達成していく、というほうが、精神的に健康でがんばれる、ということもあるかもしれません。

 

真逆の言葉でとらえてポジティブな考え方に転換しよう

人間は言葉に影響されやすい生き物です。マイナスの言葉ばかり使っていると気持ちも暗くなっていくし、考え方がどんどんネガティブになってしまいます。

思わぬトラブルに遭遇したり、落ち込むような出来事、がっかりするような出来事があったときには、そのとらえ方を180度ひっくり返してとらえてみてはいかがでしょうか。

たとえば「目標達成までまだこんなに遠い」と感じたら、「自分にはまだこれだけやれることがあるんだ」と考えてみる。仕事で失敗したら、「これからに生かせるチャンスなんだ、失敗する機会があってよかった」ととらえてみる。こんなふうにネガティブなことを、ポジティブな言葉に置き換えて意味合いを変えてしまうのです。

ひとつの同じ事象でも、前向きにとらえることで、その先の行動やモチベーションは全く変わってきます。マイナスにとらえて落ち込んでもいいことはありません。壁にぶつかったときにはポジティブ変換してみるくせをつけてみましょう。

 

マイナス思考をやめるために、人との接し方や、健康法、考え方など、いろいろな方面からできることがあります。人間は、一度マイナス思考に陥ってしまうと、思い込むあまりなかなか自力では抜け出せなくなってしまいます。

マイナス思考になってしまっているときに、急にポジティブな考え方には、転換しづらいものです。ですからマイナス思考にはまってしまう前に、日常的にこれらの方法を取り入れて、できるだけネガティブな考え方をしないように心がけてみてはいかがでしょうか。

いつもマイナス思考で暗い雰囲気をまとっていると、周囲の人も寄り付きづらくなってしまうし、人間関係に良い影響を及ぼすはずがありません。

あなたがもしも人間関係に悩みを抱えているのなら、一度自分の考え方や性格を振り返ってみて、マイナス思考に陥ってしまっていないか考えてみてください。そしてぜひ、あなたにあった方法でマイナス思考をやめられるようチャレンジしてみてください。

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