カウンセリングを受ける前に料金と内容を確認すべき9つの理由

カウンセリングを受ける前に料金と内容を確認すべき9つの理由

カウンセリングの場合、心療内科や精神科のように医療機関ではないため、健康保険の適用外となるのでかなり高額になる場合があります。そして会社によって料金設定が違うので料金にかなりバラつきがあります。料金以外にもカウンセリングの内容や時間、技能そして料金なども会社によりかなり変わってきます。そのため事前の確認をしっかりしておかないと何箇所もの会社をめぐらなくてはいけなくなることもあります。

カウンセリングの料金体系はバラバラ

カウンセリングの料金は安いところで5000円から高いところでは20000円とかなり料金の違いがあります。カウンセリングは基本的には数回から長い人では何年も通います。そして最後まで通い続けなければ意味がありません。そのためには経済的に通い続けられるのかどうかを始めに検討することが必要です。

 

内容がまちまち

カウンセリングは会社によって内容がかなりちがいます。対話カウンセリングのみのところから催眠カウンセリングを行うところまであります。なので事前にどういったカウンセリングを行っているのかを確認することが大事です。その上で、料金とカウンセリングの内容とがバランスのとれたものであるかどうかを判断しましょう。

 

時間もいろいろ

同じ料金でも30分のところもあれば2時間のところもあります。30分であれば状況の説明すら終わらないこともあります。かといって無駄に長時間高い料金を払っても時間を余らせてしまってももったいないだけです。また、たとえカウンセラーの話が長引いたことが理由でも時間を過ぎると延長料金が発生するので延長料金の確認も必要です。

 

相談内容によって変わる

相談内容もいろいろあります。家庭の問題や登校拒否、拒食症、うつ病など人それぞれです。病院によっては、相談内容によって料金や時間が違うことがあります。なので事前確認の段階でどういった内容の相談をしたいのかも告げましょう。

 

カウンセラーの確認

会社によっては臨床心理士の資格を持っていない無資格者にカウンセリングを担当させることがあります。カウンセリングはカウンセラーの話術によって大きく変わります。

資格は技能の認定でもありますが「倫理規約」というものがあり、「カウンセラーたる人格かどうか」「カウンセラーとしての行動を取っているか」という観点からも判定されます。高額なお金を支払っているのに勉強中の人の練習台になるのは避けたいところです。

 

回数の確認

各会社で相談内容によって、問題解決までのだいたいの目安があります。いくら一回の料金が安くても通う回数が多くなると、トータルでは逆に高くなることもあります。そして回数の多さでその会社の技能のレベルもわかります。技能の高い会社ほど通う回数は少なくてすみます。

 

予約の確認

予約を確認することで、その会社の技能レベルや評判がわかります。予約がいっぱいでなかなか予約が取れない会社はそれだけ人気があることになります。カウンセリングなどは口コミなどの影響を大きく受けます。

人気があるのはその会社のカウンセリングの内容が良い証拠です。逆に予約がガラガラでいつでも予約が取れる状態であれば人気がない証拠です。人気がないところには、それなりの理由があるはずです。

 

ペースの確認

通うペースの確認は大事です。1週間に1回のペースで通うのか、2週間に1回通うのか、1ヶ月に1回通うのかでは経済的に大きく違います。トータルの金額も大事ですが、1ヶ月に使える金額というのがあると思います。

1週間に1回通うと1ヶ月で10万にもなったりします。1回2万円は払えても1ヶ月に10万円は経済的に余裕がないと続けられるものではありません。そして仕事などをしているのであれば、1週間に1回となればかなり負担にもなります。

 

初回設定の確認

ほとんどの会社では初回と2回目以降では料金が違います。初回はそれまでの経緯や環境など事細かに聞かれ、カウンセリングの方向性の相談、問題解決の状態などの話があるので通常よりかなり時間がかかります。

そのため時間も通常時よりかなり長めに設定されていることが多いのです。この初回限定の設定がないところでは時間延長が多くなり、かなりの高額になってしまいます。なので初回設定があるかどうかを必ず確認することが必要です。

 

以上のようにカウンセリングは会社によって料金やシステムがまるで違います。自分の条件にあったところを見つけるためには事前の確認は非常に重要です。カウンセリングは問題が解決するまで通い続けられなければ意味がありません。

とはいえ長く通えば良いというものでもありません。なので事前に必要なことをしっかり確認し、少しでも早く解決につながる会社を選ばなければなりません。事前に確認をする際はメモを取り、しっかりと比較をして条件が合うところが見つかるまでじっくり探すことが大切です。

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