近年日本でも取り入れられるようになったマインドマップ。しかしこのマインドマップの利点を理解して実際に活用している人はまだまだ少ないようです。
マインドマップという言葉は聞いたことがあるけどイマイチどうやって行うのかが分からなかったり、方法は知っていたとしても実践することの益をそこまで実感しておらず活用しないままという方もいるよう。
しかし脳を活性化し、脳の仕組みにかなった発想術、ノート術とも呼べるマインドマップを最大限活用してチームのやる気を激増させることができたらとても良いですよね。
個人的には使用しているけれど複数人では試したことがないという方も多いはず。そこで今回はマインドマップでチームのやる気を激増させる5つの方法をお伝えします。
マインドマップのやり方を知ろう
まずはマインドマップを行うための準備を行いましょう。用意するものは画用紙など大きめの白い紙、色とりどりのマジックまたは色鉛筆など色の付いた書物。
マインドマップとは自分の考えを自由に絵などを用いて表現することにより発想力や想像力また記憶力などをアップさせる良い方法と言われています。
整理したいと思っている一つのテーマを、用意した紙の真ん中に書いてみましょう。ではそのテーマから連想される言葉や絵を放射状に書き足していくというのが基本的なマインドマップのやり方。
いくらか続けていくと一つのテーマから想像よりたくさんの事柄を連想できることが分かるはず。そのように思いついたことを自由にまた楽しく紙に書いていくことで脳は開放的になりどんどん新しい発想が出てくるということですね。
より良く行うコツはたくさんの色を使ってさらに脳を刺激すること。絵や色を使うことで脳には楽しいという良いイメージがついて効果抜群!まずは試してみましょう。
問題の対処法として使ってみよう
マインドマップはチームという複数人で行うとき様々な良さを発揮します。例えばその一つが問題の対処。チームの中で何かの問題が起こり話し合いが必要になった時、その場の雰囲気は明るいでしょうか。
おそらく問題があるわけですので重たく暗い雰囲気になるかもしれませんよね。ではみんなでマインドマップを用いて問題の対処法を探していきましょう。
問題となっている事柄を紙の真ん中に書きます。それから問題解決を全員の意識の中で目指しながら連想できる解決法を色と絵で描きながら書き足していきましょう。
マインドマップの良いところは深刻な事柄を話し合うにしてもみんなでポジティブな気持ちを持って問題に取り組めること。
そして、一緒に作業を行うことで自分の意見を言いずらいとか正直な気持ちを言えないという悪い雰囲気を拭えること。
本音で語り合うことができる上、全ての人の発言を書き加えていくことで互いの考えを尊重し合うことにもなりますよね。どんより重い空気の問題があるならチームでマインドマップを試してみましょう。
新しいことを創り出すために用いてみよう
チームとして新たな企画や発想を必要とする時是非みんなでマインドマップを試してみましょう。長い時間をかけて一つのことを考え続けるとある程度の段階で思考はストップしてしまいなかなか良い案が出てこないという息詰まりを経験したこと誰でもありますよね。
しかし実は脳の隅っこにはまだまだ案が眠っているはず。それを引き出せるのがマインドマップ。このような企画というテーマを真ん中に書いてそれから連想できるものを自由に楽しく書き出していきましょう。
この方法の良い点は脳のどこかで考えているごく小さな発想も逃さないこと。そしてチーム全員の連想のおかげで新しい企画や発想を生み出せたという達成感をみんなで感じられること。
そしてその新しい企画にはどんなことが関連し、何が必要なのかなど付属的な事柄も出来上がったマインドマップを見れば一目で分かりますよね。アイデアが浮かばない…と息詰まった時には是非みんなでマインドマップを行いましょう。
学びのために用いてみよう
集団として共に向上を図るため資格試験勉強や社員教育などで学ぶ機会がありますよね。そんな時にこれまでのノートの使い方ではなくマインドマップを用いて勉強してみましょう。
暗記したい事柄や何かの分野を深く理解するためにそのテーマを紙の真ん中に書き、それから連想できることや発想できることを書き足してみましょう。
この方法は人間の脳の記憶の構造ととても良くリンクしており記憶力を最大限に引き出す方法とも言えます。せっかく勉強するわけですからより効率的に学びたいですよね。
みんなでマインドマップを用いて勉強に励みましょう。同じテーマをマインドマップで書き表しても人それぞれに出来上がった形や発想は大きく異なるもの。
それぞれにマインドマップに集中した後、チームみんなで持ち寄って他の人の思考から互いに学び合うことも可能ですよね。脳が退屈して停止してしまわない方法で学んでチームとしての向上を図りましょう。
目標を書き出してみよう
マインドマップを用いてやる気を出す方法はたくさんありますが、とても効果的なのが1年の目標や月の目標など目指すものをマインドマップで書き表すこと。
日本でも昔から書き初めの文化があるように設定した目標を文字に書き出し壁に貼っておく事は良いこととして知られていますよね。
マインドマップの良いところは目標が一目で分かるだけでなく目標を達成するために必要なことや、目標を達成した後に得られる報いなども一目で理解できること。
しかもカラフルな絵と文字で書き表された目標を見ると脳にも楽しい良いイメージが焼き付いて目標達成に近づく努力をしたい!という気持ちを高めることもできますね。
チームとしての目標を全員で一つのマインドマップを作ることもできますし、それぞれ個人が作ったものをみんなで見せ合うのも良いですね。定期的に次に何を目指せるかというテーマでマインドマップを行ってチームのやる気を高めましょう。
マインドマップでみんなのやる気がアップしたらとても良いですよね。机に座って行う勉強や会議や話し合いをもっと楽しくやる気の出る形で行えたらすごく良いですよね。
チームだからこそみんなの意見や発想が集まったらもっと大きなものを生み出せるはず!そこで型にはまったやり方や考え方を一度切り捨てて脳の底力を出すような気持ちで自由な発想のマインドマップを試してみましょう。
問題の解決策を探すため、また新しいアイデアの息詰まりを感じた時など何かにぶつかった時には是非ポジティブな気持ちを持ってマインドマップを行いたいですね。
どんな時に用いるにしても一人一人の意見を書き留め大切にするマインドマップだからこそチーム全体のやる気が上がること間違いなし!まずは気軽に試してみましょう。その魅力に気づけますよ!
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