毎日が不満だらけ、いいことが全然ない、周りの人間はつまらない人ばかり、夢だの目標を持てなんて言われても・・・自分には無理。でも、もうちょっと人生を楽しく、幸せに暮らせたらいいな、、、、。そんなあなたにお勧めなのが、「ポジティブシンキング」です。
日本人は「ポジティブシンキング」が苦手と言われています。なぜなら、「何でも良い方向に考えていたら、いい加減な人間になってしまうのでは?」とか「周りを振り回すワガママ人間になってしまうのでは」と思っている方が多いからなのです。「自分に都合がいい考え方」は実は、「ポジティブシンキング」ではなく、「楽天的思考」。「ポジティブシンキング」とは別モノなのです。
本来の意味での「ポジティブシンキング」ができるようになると、自分に自信が持てるようになります。そして、周りの人にも良い影響を及ぼすので、誰からも好かれます。そうすると、人間関係が良くなり、仕事がうまく行き、物事がどんどん良い方向に進むのです。
逆に、ネガティブ思考の人は、自分に自信がありません。自分に自信がないことを隠すために、愚痴を言ったり人の悪い所ばかりを指摘するので人から嫌われます。人から嫌われる人は物事がうまく行かないので、結果として収入が上がらずお金や将来のことに不安を抱えながら生きていく羽目になるんです。あなたの周りにそんな人いませんか?
もし、簡単にポジティブシンキングが出来る方法があるとしたら、やってみて損はないですよね。日々の習慣をちょこっと変えるだけなので、是非、今日から試してみてください!徐々に物事がうまく回り始めますよ。ではご覧ください。
普段の口癖に注意する
自分が話している言葉は無意識の90%が現れている言われています。つまり、ネガティブシンキングの人はネガティブな口癖、ポジティブシンキングの人はポジティブな口癖をもっているのです。
ネガティブな口癖の例
・難しい (例)「その仕事を実行するのは難しいと思うよ。」
・大変 (例)「いつも、大変なことに巻き込まれてばかりだ。」
・無理 (例)「自分には無理。」「あの人にやらせるのは無理だと思うよ」
・できない (例)「私は何もできないの」
・どうせ (例)「どうせ自分なんて」
例えば、「難しい」という口癖を持っていたとしたら、何でも物事を難しく考えすぎている証拠。どんなシチュエーションでネガティブな口癖がでるのか?よく観察してみましょう。自分の口癖に気づくだけで、自分の無意識の思考が分かるのでかなりの効果があります。
「そうか、自分は物事をなんでも難しく考える癖があるんだ」と、ネガティブな口癖に気づいたら、「じゃあ、簡単に考えられるとしたらどうだろう?」とポジティブな視点から物事を考えてみてください。
今まで思いもつかなかったアイデアが出てくることも!簡単にできるので、必ず行ってくださいね。
「なぜ?」を「どうしたら?」に変える
うまくいかなかったときに「なぜ、うまくいかなかかったんだろう?」と自分に質問していませんか?もしかしたら、他の人に対しても「なぜ、そんな失敗をしたんだ?」と聞いてしまっている人もいるかもしれませんね。
「なぜ?」という問いかけは、「人」に対しては使ってはいけません。「なぜ?」という質問を人に対して使うと、失敗を責めているのと同じことになるのです。
「なぜ?」を使いそうになったら、「どうしたら、うまくいっただろうか?」と「どうしたら?」に変えてみてください。責めている感覚がなくなるので、物事を前向きにとらえることができます。
責められている状態では、人は冷静に物事を判断することができません。「なぜ?」と聞かれたら言い訳ばかりが出てくるのは間違いありません。
ポジティブシンキングができる人というのは、失敗は冷静に受け止めた上で冷静に反省ができる人でもあるのです。
「やっぱり」と「たまたま」を入れ替える
ネガティブな人は
・いいことが起こったときには、「たまたま、運が良かっただけ」
・悪いことが起こったときには、「やっぱり、タイミングが悪かっただけ」
と考えます。その一方で、ポジティブシンキングができている人というのは
・いいことが起こったときには、「やっぱり私は運がいい」
・悪いことが起こったときには、「たまたま、タイミングが悪かっただけ」
と考えます。あなたは、どちらの考え方の人と一緒にいたいでしょうか?ネガティブな人と一緒にいるとこちらまで、気分が暗くなってしまいそうですよね。
実際には、いいことばかり起こるというこはありませんし、悪いことばかりが永遠に続く、ということはありえません。しかし、「たまたま」と「やっぱり」を入れ替えるだけで気分はだいぶ違いますし、何より周りへの影響力が変わってきます。
これって、とっても勿体ないですよね。ポジティブな人は周りもハッピーにできるからこそ、物事がうまく進むんです。
「それって本当?」と疑ってかかる
「やっぱり自分はダメだ」とか「どうせうまく行くはずが無い」と、ネガティブな考え方がでてきてしまったら、「それって本当?」と疑ってみましょう。
「ダメなところもあるかもしれないけど、いいところも持ってる」とか「大成功はしないかもしれないけど、失敗しない程度のところまでは行けるかも」とか、今まで見えてこなかった部分も見つけられるはずです。
真にポジティブな人というのは、冷静にネガティブな部分も把握した上で前に進めることができるんですよ。
1日1回、他の人を褒める
1日1回、誰か他の人を褒めてみましょう。ポイントは「あることないこと褒める」です。例えば
・前から思ってたんですけど、その眼鏡、似合ってますよね
・いつも仕事が早いので感心するよ
とか、外見的なことでも、他の人の行動でも、内面的なことでも何でも構わないんです。
これを毎日やっていると、筋トレと同じで「褒め筋(褒める筋肉)」がついてきます。周りの良い所を発見できるようになると、自分の良い所も見つけられるようになり自信が持てるようになります。そうすると、ますますポジティブシンキングに磨きがかかりますよ!
このように、ポジティブシンキングは自分自身が楽になり、周りがハッピーになる考え方です。ちょっとしたポイントを押さえるだけで、誰でもポジティブシンキングになることができます。周りも自分もハッピーだと、物事はどんどんうまく進んで行きますよ!毎日の生活にちょっとづつ取り入れて行ってみてくださいね。
まとめ
ポジティブシンキングになるには
・普段の口癖に注意する
・「なぜ?」を「どうしたら?」に変える
・「やっぱり」と「たまたま」を入れ替える
・ 「それって本当?」と疑ってかかる
・1日1回、他の人を褒める
コメントをお書きください