離婚理由で、子供がいない夫婦に多い3つの要因

離婚理由で、子供がいない夫婦に多い3つの要因
夫婦が別れる際、離婚の理由を明示しますよね。司法統計によると、離婚理由の第一位は「性格の不一致」だそうです。別れるのですから、「性格が合わない」という理由をつけるのは当然と言えば当然、いかにも便宜的な理由という感じですね。

司法統計では、以下、異性関係、暴力(ドメスティック・バイオレンス)、精神的虐待(家事放棄など)、経済的事由(生活費を入れないなど)が離婚理由として続きます。いずれも、離婚を考えるに足る深刻な理由です。

これらは全カップルからとった統計で、子供がいない夫婦に限るとまた別の離婚理由が見えてきます。では、子供のいない夫婦に多い離婚理由とは何なんでしょうか?

ということで、今回は、子供のいない夫婦に多い離婚理由についてお届けします。

子供なし夫婦の離婚理由はやはり価値観の相違

子供のない夫婦の離婚理由で多いのは、「価値観の相違」です。「価値観の相違」という言葉、離婚理由では実に頻繁に目にしますよね。離婚理由を細かく説明するのは面倒くさいときなど、この言葉でまとめてしまうことも間々あります。

一言で「価値観の相違」といっても、実際には、それぞれのカップルでそれぞれの相違があるのです。子供のいない夫婦の場合、「子供に対する考え方の相違」が最も重要な相違点として現れるものです。たとえば、夫婦の一方が子供をほしいのに、もう一方がほしくない場合ですね。

特に、妻は子供をほしくない、あるいは子供に恵まれないのに、夫が欲しがる場合、または夫の親が跡継ぎとなる子供(孫)を欲しがる場合、離婚に発展することが多くなっています。結婚は個人間の問題とはいえ、背後には家族の思惑も絡んでくるのです。

逆に、妻側が子供を求めているのに、夫側が子供を欲しがらないケースも、当然あります。この場合、女性のほうから離婚を求めるケースが多くなります。男性と違い、女性が子供を持てる期間は限られています。30歳を超え、35歳を超えると、安全な妊娠、出産は段々に難しくなってきます。

パートナーとの間に子供をめぐる価値観の相違が明らかになってきたら、まだ若いうちに離婚して次の結婚をと考える人は少なくないのです。

 

性格の不一致は致命的な離婚理由

性格の不一致も、離婚理由でもっとも頻繁に耳にする「理由」です。離婚するんだから性格が一致しなかったのは当たり前といいたいところですが、子供のいないカップルの場合、性格の不一致はいっそう際立ってしまう傾向にあります。

子供のいるカップルの場合、互いの性格、相性に不満があっても、子供のため、家族のために我慢しようという発想になりがちです。また、子供が性格的にパートナーの悪い癖を受け継いでいたりすると、子供の悪癖ともども相手の悪癖も多めにみられるようになってきます。

たとえば、自分が時間に正確で、夫が非常にルーズだった場合。二人の間に子供がいて、その子供が父親に似てルーズだった場合、子供の性格の把握、フォローを通じて、夫のルーズさに対しても理解を示しつつ矯正していこうと試みるようになります。

「しょうがない人なんだから」と思いつつ、息子を育てるうちに、「ああ、整頓しないんじゃなくて、できないんだ」とか、「うるさく言うより要所要所で短く言うほうがきくみたいね」という風に気づいていくものなんですね。

子供のいないカップルの場合、こうした「気づき」がないため、我慢する理由が段々なくなってきます。子供のいるカップルだと嫌なところに気づきにくくなってくるのに対して、子供のいないカップルの場合は、どんどん嫌なところが目立ってくるということなのです。その結果、「性格の不一致」で別れることになるのですね。

 

離婚理由の下に横たわるのは経済問題

「経済問題」も子供のいないカップルに多い離婚理由です。経済は社会生活の源、結婚生活の土台です。家庭の経済が安定していないと、家族の将来像が描けません。

特に、子供のいないカップルの場合、この先子供を産むのかどうかは、経済の安定にかかっています。夫婦二人の生活が安定していないのに、子供を持つわけにはいきません。子供のいないカップルの離婚理由に経済問題が横たわるのは、今だけではなく、将来性を含めた家族問題に不安がつきまとうからです。

また、経済的に安定していないカップルは、家庭の外に目が向きがちです。そして、いっそう夫婦の関係が薄くなっていきます。夫の収入が低いと妻が愚痴を言う、愚痴をききたくない夫は家をあけがちになり、ほかにの女性と浮気をしたり、ギャンブルに走ったりするということです。

経済を安定させるには、夫だけではなく妻も働く、無駄を省いて節約に徹するなど自主的な努力が必要ですが、こうした取り組みの足並みがそろわないと、夫婦としての存在価値に疑問をもつようになってしまいます。自分だけが我慢しているように思えると、結婚を維持することに意義を感じなくなってしまうということですね。

子供のいない家庭では、夫婦二人が「家族」です。互いが互いを思いやれないと、結婚生活は続けられません。

 

子供のいない夫婦の離婚理由は、特別なものではありません。世間一般の離婚理由と変わるところはないのです。ただ、背後には、子供のいない夫婦特有の事情があります。

子供のいない夫婦の離婚理由に多いのは、まず、「価値観の相違」です。子供のいないカップルの場合、子供を持つかどうかという問題にその価値観の相違がもっとも大きく現れます。そして、その相違を乗り越えられないと判断したとき、離婚への道が始まるということですね。

「性格の不一致」で離婚するカップルも目立ちます。これは、子供のいないカップルの方が、互いの性格、相性に我慢ができなくなりやすいからです。子供という緩衝材がないぶん、不一致が目に付いてしまうということでしょう。

また、経済問題を理由に離婚を決める子供なしカップルもかなりの数に上ります。経済は家族形成の基本、基本がしっかりしていないと、結婚を続けていくのは困難といわざるを得ません。

まとめ

子供がいない夫婦に多い離婚理由には

・価値観の相違
・性格の不一致
・経済問題

などがあります

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