恐怖やストレスは克服するからこそ意味がある

恐怖やストレスを感じないようになりたい。そんな話を時々聞きますが、それは間違っています。

命が危険にさらされるような恐怖や、ストレスを自ら進んで感じたい、、、という人はそうそういませんが、それを感じないようになりたい、と言う人はけっこう居るんじゃないでしょうか?

そうすれば

・怖いもの無し

・無敵だ! 誰にも負けない気がする

・自分の思った通りに生きられそう

なんて思ってしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。

人は「恐怖」や「ストレス」無しには生きていけません。

どういうことかというと、私たちは怖いと思うから危険を避ける、痛い思いをするのが嫌だから警戒する

そう、人は恐怖やストレスがないと「危険」と「安全」を正しく判断できなくなるんです

ストレスや恐怖を感じない人は

・ナイフを振り回している人にも平気で近づいていくでしょう

・毒蜘蛛やサメや猛獣にも手を差し出してしまうかもしれません

まさか?そんな事ないよ

と思うかもしれませんが「恐怖」の感情や「ストレス」がその行動や行為をストップさせているんです。

邪魔なようで実は大事な感情と感覚、恐怖とストレス。ですからこれらは感じなくなるのではなく

・乗り越える

・コントロールできるようになる

のが一番です。

つまりは、逃げるな、立ち向かえ!という事ですね。

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