友人代表スピーチをするとき 守りたい7つの基本エチケット

友人代表スピーチをするとき 守りたい7つの基本エチケット
結婚式のシーズン、友達の結婚式におよばれすることも多い時期ですね。中には友人代表スピーチを頼まれる人もいるのではないでしょうか?大切な友達のスピーチですから心からのお祝いをこめて挨拶をしてあげたいのですが、なかなか難しいもの。

友人代表スピーチは堅苦しいものではないのが定番ですが、やっぱりそこにはマナーが存在します。後で思い出して恥ずかしくならないようにスピーチのマナーをもう一度勉強しなおしてみましょう。きっと思い出に残る素敵なスピーチをすることができますよ。それでは、基本エチケットをご紹介していきます。

言葉には気をつけよう

友人代表スピーチとはいえ、やっぱりお祝いですので言葉には気をつけましょう。結婚式で特に避けたほうがいいといわれるのが「忌み言葉」と「重ね言葉」です。「忌み言葉」は離別を表す言葉です。

別れる、終わる、出る、帰るなどや不吉な言葉などです。「重ね言葉」は再婚などを想像させる言葉です。またまた、しばしば、再度、重ね重ねなどの言葉です。忌み言葉はわかりやすく、結婚式のスピーチでは避けることも容易です。

しかし重ね言葉は文章の中につい出てきてしまってもおかしくない言葉です。そこまで厳しくチェックされるわけではないので使わざる得ないときにはさらりと使ってしまいましょう。忌み言葉は別の表現に変えることでお祝いの気持ちを伝えてあげましょう。

 

暴露話はしないようにしよう

友人代表スピーチは来賓の挨拶とはちがい、少し砕けた雰囲気で話すものです。だからと言って無理に盛り上げる必要はありません。特に気をつけたいのが暴露話。友達として昔の話や相談事や失敗談などいろいろ知っているでしょう。

それを話せば笑いもとれるし・・・などと考えてはいけません。暴露話や昔の恋愛話などは場合によっては大変傷つく人がいます。あまり気持ちのいいものでもないでしょう。

暴露話は新郎新婦にとって悪いことではないものにしましょう。結婚式は一生の思い出に残るもの。余計な話をして友達を失うことになってはいけませんからね。

 

話し方や内容は品位を持って

親しい間柄だといってももちろん礼儀はあります。いくら親しみをこめたといってもあまりに砕け過ぎた内容は困り者です。特に下ネタなどは度を越すと新郎新婦はもちろん、家族や他のゲストに悪い印象しか残らなくなるでしょう。

また、内輪だけでわかる話し方ばかりだとスピーチが伝わりません。あだ名などもその場の品位を考えて使いましょう。あなただけわかるのではなく、あくまであなたは友人代表。他の友人の喜びの気持ちも伝えるつもりで爽やかに話しましょう。

 

主人公を間違えないようにしよう

ときどき友人代表のスピーチのはずなのに自分の仕事などの話をしだす人がいます。また、自分はこんなことをしてきたとまるで自慢になるような話を挟む人もいますが、どちらもNGです。

新郎新婦へのお祝いの気持ちを伝えるのがスピーチの要です。主人公はあくまで新郎新婦です。話題の中心にいるのは新郎新婦でなければならないのです。話があちこちにとんで、気がついたら自分の話になっている、なんてことにならないように気をつけましょう。

 

準備が大切です

基本的にアドリブで話すのは止めましょう。話のプロでもある程度は前もって内容を組み立ててあるものです。ましてや素人がその場のノリだけで話すのはあまりに危険。

できれば原稿を書いて、周りの人にもチェックしてもらいましょう。難しい言葉や堅苦しいたとえをしなくてもいいのが友人代表のスピーチ。明るくユーモアのあるスピーチは内容半分、話し方半分です。話し方の強弱で印象もずいぶん変わってきます。

事前に原稿を読み込み、だれかに聞いてもらうなど話し方の練習も必要です。準備をきちんとしていると失敗も減るものです。余計に恥ずかしい気持ちにならないよう、練習をしておきましょう。

 

お酒はほどほどにしておこう

人前で話すのは慣れていない、そうだお酒で勢いをつけていこう!なんて事を考えて飲みすぎる人がいますが、せっかくの場が台無しです。お酒は考えて飲んでおきましょう。

酔っていてはどのようなハプニングになるかわかりません。できれば飲まずにスピーチの場に立ったほうが良いのです。今は結婚式の様子はしっかりと記録に残り、後で何度でも見返すことができます。

恥ずかしい姿で残ることはないのです。せっかくのお祝いの場、ほどほどのお酒で品位を保ってスピーチをすることが友人代表の使命なのです。

 

話はシンプル、そしてスマートに

実はシンプルに素直なあなたの気持ちを伝えることができれば友人代表スピーチは満点です。お祝いの言葉と自己紹介、新郎新婦についてあなたが知っていることを簡単に紹介、将来へむけてのはなむけの言葉、そして結びの言葉で締めくくる。

シンプルな組み立てが一番喜ばれる挨拶になります。また原稿を見ながらでもちゃんと顔をあげて、その場その場で伝える相手を見ることも重要です。だいたい3分ほどを目安に話を組み立てましょう。

結びの挨拶をきちんと入れるとスピーチが締まります。緊張すると思いますが、笑顔でお祝いの言葉を素直に伝えることが何よりも大事なことなのです。

 

友人を見れば新郎新婦の人柄が見えるといいます。あなたの言動が新郎新婦の価値まで決めてしまいかねません。フォーマルな場をわきまえた大人の行動をするように気をつけましょう。

せっかくのお祝いの席です。その場の雰囲気を壊すことなく楽しんで、そして心からのお祝いを伝えましょう。次に幸せになるのはあなた自身かもしれませんよ。

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