人前が苦手な人に最適、 緊張なしでスピーチする9つのコツ

人前が苦手な人に最適、 緊張なしでスピーチする9つのコツ
人前に出ると、緊張してうまく話せないことはありますよね。頭が真っ白になったり、ネガティブな考えになったり、冷や汗が出たりして、時には息が苦しくなってしまうこともあるかもしれません。

特に大勢の人前でのスピーチや発表は苦手と感じる人が多くできれば避けたいものですが、社会人となるとそうもいきません。社内でのミーティングだったりクライアント先でのプレゼンだったり、人前で話す機会は常に隣り合わせにあります。

しかし「自分は人前で話すのが苦手だから…」と諦める必要はありません。スピーチはちょっと考え方を変えるだけで気持ちが軽くなって緊張せずに話せるようになります。そこで今日は人前が苦手な人に最適な、緊張なしでスピーチするコツをお伝えします。

緊張するのは当たり前だと考えよう

人は重要な場面では緊張するようにできていますので、これは当たり前の状態であることを認識しましょう。緊張してうまく話せない、という人は「緊張してきた、どうしよう…」と悩み、混乱を起こして失敗を招いてしまいます。

これが当然だと考えることで精神的リラックス効果があります。どんなに熟練のプレゼンターでも緊張するものですから、緊張に支配されずに乗り越えるくらいの気持ちを持つことが大切です。

 

姿勢を良くしよう

背中が丸まってしまうと視野が狭くなり、聞き手に自信を持って話せないばかりか余計に緊張を招いてしまいます。緊張しないためには聞き手と話してが向き合うことが大切です。

背筋を伸ばして姿勢を良くすると、どしっと腹を据えることができます。また姿勢が良くなると声の通りも良くなりますから、自信を持って話せるようになり聞き手にも真剣さが伝わりやすくなります。

 

緊張しているならそれを言葉にしよう

人前で話すことが苦手な人は、実は話すことが苦手なのではなく、失敗や不安の気持ちが大きいために「人前で話すことが苦手」と認識している場合がほとんどです。

つまり「人前で失敗したくない」という心理が働いていますから、あえてスピーチを始める前に「私はスピーチが苦手で緊張しやすいタイプです。お聞き苦しい点があるかもしれませんが宜しくお願いします」と告白してしまいましょう。

最初にこうして伝えておけば、あなたがスピーチが苦手だということは全員に伝わりますから、変に肩肘を張る必要がなくなりますから精神的に楽になることができます。

 

ありのままの自分で話そう

緊張してうまく話せないという状態は、心のどこかに「自分以上の自分」を見せようとしている心理があります。他人からの評価を気にしすぎてミスを恐れるあまり上手に話せなくなりますので、ありのままの自然体の姿で話してみてください。

スピーチはあなたをよく見せる場ではなく、話を伝えるためのものです。自分がどう見られているかよりは伝えたいことと伝えることだけに集中すると、あなたらしく話せるようになります。

 

大勢ではなく個人の集合体と考える

1対1では普通に話せても大勢の前になると緊張するものですが、大勢といっても所詮個人が集まった集合体です。「大勢」と認識することで緊張のスイッチが入りますから、相手は「大勢」ではなく「個人」が集まっただけだと考えるようにしてみてください。

相手が一人であっても個人の集合体であっても、あなたが「話す」という行為には変わりはありませんから、聞き手の変化に敏感にならずに話し手である自分の行為に集中するのが上手に話すコツなのです。

 

聞き手の1人1人と目を合わせよう

スピーチで話しているときに大勢をそのまま見つめてしまうと一気に緊張してしまいます。そこで聞き手の1人1人にアイコンタクトをしながら話すと、まるで1対1で話しているような感覚になることができます。

またこうして1人1人の目を見ながら話していくと、メッセージにも心がこまりますので、より多くの人の心に響くようになります。最初のアイコンタクトは自分を見てくれている人から始め、徐々にその横、横…という風に全員に目を合わせるようにしていくと良い印象も与えることができます。

 

聞き手は自分の味方だと考えよう

大勢の前で話をしていると、必ずうなずきながら聞いてくれる人や、にこやかに笑いながら聞いてくれている人がいます。こうした姿を見ると「受け入れられてる」と安心するものですが、全員が全員同じ気持ちかどうかはわかりません。

しかし全員に好かれるのが無理なように全員に同調してもらうことは難しいので、反応を気にせずに聞き手は全員自分の味方であると考えるようにしましょう。聞き手はあなたの敵ではなく話を聞いているわけですから、失敗しても誰も気にしていないと前向きに考えるのが成功するコツです。

 

深呼吸をしてゆっくり呼吸しよう

人は緊張すると動悸が速くなりますので、呼吸も速くなりがちです。呼吸が速いままだと余計に緊張を煽ってしまいますから、スピーチを始める前には深く深呼吸をしてから臨んでください。

スピーチをしている間は意識的にゆっくり呼吸をするようにすると、話し方までゆっくりになりますので、落ち着いた印象を与えることができます。言うことを忘れてしまったときや、焦りそうになったときにも深呼吸をすることで、精神的にリラックスすることができるんですよ。

 

完璧主義をやめよう

スピーチを完璧にしようという心構えは素晴らしいですが、丸暗記して完璧に話そうとしてしまうとかえって失敗の原因になります。

話の筋立ては必要ですが、全てを暗記するとなると膨大な量になってしまうためスピーチのハードルが更に高くなってしまうのです。スピーチは完璧に話す必要はありませんので、要点をしっかり伝えることだけに集中するといいでしょう。

 

さて、人前で話すのが苦手というのは性格のひとつですから、すぐに直したり変えたりすることはできません。しかし考え方を変えたり、意識して話したり、経験を積むことで必ず上手に話せるときがやってきます。

この期間には個人差がありますので、すんなりできるようになる人もいれば時間がかかる場合もありますが、焦らずじっくりと向き合うようにしてください。いつまでも逃げていては克服することはできませんが、何度も挑戦して失敗を重ねることでコミュニケーション能力も高くなっていきますから、場数を踏んでチャレンジし続けてくださいね。

まとめ

人前が苦手な人に最適、緊張なしでスピーチする為に

・ 緊張するのは当たり前だと考えよう
・ 姿勢を良くしよう
・ 緊張しているならそれを言葉にしよう
・ ありのままの自分で話そう
・ 大勢ではなく個人の集合体と考える
・ 聞き手の1人1人と目を合わせよう
・ 聞き手は自分の味方だと考えよう
・ 深呼吸をしてゆっくり呼吸しよう
・ 完璧主義をやめよう

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