何事に対してもポジティブでありたいと思いますが、不安を感じることに関しては、ついついネガティブ思考に傾いてしまいがちです。実際、自信がないことに対して、ポジティブなプラス思考の考え方が出来ることの方が不思議なくらいです。
でも、あなたの周囲にいませんか。大して仕事が出来るわけでもないのに、ポジティブで何にでもやる気があって、何だかんだと周囲に可愛がられている人の顔が、浮かんでくるのではないでしょうか。
我が強い訳でもなく、周囲の人間の行動にも気を配っていて、ポジティブ思考の人って癒しの効果もある人が多いのです。そんなポジティブな思考を今さら体得するなんて無理と思ったあなた、それは違います。
日常のちょっとしたことを変えるだけで、たった7日間で体得出来るとしたら、あなたはどうしますか。そこで今日は、7日間でポジティブ思考が体得出来る、5つの習慣をお伝えします。
物事のマイナス面とプラス面の両方を常に考えることを習慣づけよう
ポジティブ思考というと常にプラス思考でいることと考えがちですが、もし、今から常にそう考えるようにと言われたら、苦痛を感じる人が多いのではないでしょうか。
マイナス面を考えてはいけないと思えば思うほど、気付けばそれを考えてしまうのが人間です。しかし、ポジティブ思考というのは、きちんとマイナス面も考えて、その上で、その場合にはどうすれば好転するかという考えに向くという思考でもあります。
だから先にプラス面を考えなくてもいいのです。マイナス面から浮かんでしまった場合は、それをどう行動すればプラスに働くのか考えられるかが大切なのです。
マイナス面とプラス面を両方考えることによって、あらゆることを想定出来る余裕も生まれます。マイナスをプラスに好転させる、それを考えることを習慣づけましょう。
背筋を伸ばして姿勢を正そう
あなたは、他の人の姿勢を見て、自分の姿勢が悪いなと感じたことはありませんか。姿勢がいい人は、ポジティブ思考の人が多いのです。見た目も猫背より背筋がピンとしていて姿勢が正しい人の方が、自信がありそうで素敵ですよね。
だから、猫背を止めて、うつむき加減も止めて、胸を張って普段から過ごしましょう。下を向いていると、気分が落ちていって、ネガティブな思考になってしまいやすいので、今から、背筋をピンと伸ばして、姿勢を正してみましょう。
楽しいことを習慣づけよう
あなたは、たくさん笑っていますか。楽しいことなんて無いから笑っていないなんて言わないでください。楽しい映画やお笑い番組を見てでも大声で笑いましょう。お腹を抱えて笑う位笑えれば、嫌なことも忘れられます。
笑う回数が多ければ多いほどマイナス思考になっていきかけた心もプラスに寄っていくのです。笑えるような番組がないというのであれば、楽しい予定を組んでみたり、やりたかったことを始めてみましょう。
自分がうれしいなとか楽しいなと感じることが出来ることを、意識的に習慣にして欲しいのです。それがポジティブ思考の源です。楽しい時間を計画したり、想像する時間もプラス思考を体得する為の大切な時間ということを心に留めておきましょう。
いつもより30分早く寝て、早く起きよう
あなたは、眠る前にどんなことをして過ごしていますか。ベッドの中でテレビやパソコン、スマホを見てという人が多いようですが、その時、得た情報はうれしいものや楽しいものは少ないのではないでしょうか。
だったら、それを止めて、30分早く寝てください。わざわざマイナス思考のものを得る必要はありません。それにスマホなどの明るいライトの刺激を脳が受けていないので、意外とすぐ眠りにつくことが出来るはずです。
睡眠不足ではポジティブシンキングは出来ません。しっかり寝て、その分早く起きたら、その時に前日のニュースなどを確認すればいいのです。いつもより30分早く寝ることを意識して習慣づけましょう。
一日を振り返って、自分を褒めよう
夜、今日の出来事を書き出してみてください。反省ではなく、今日1日で、自分がうれしかったことや成長できたなというプラスの思考を3つ思い出しましょう。そして、それが出来たことを自分で褒めてください。
もしプラスのことが全く浮かばない場合は、残念だったことや出来なかったことを書き出し、その上で、それをこうすればよかったなとか、この程度でよかったとか、プラスの思考が入るように書き足してください。
それを読むことで、発想の転換の訓練にもなりますし、今日も無事に過ごせてよかったと、安心して気持ちよく睡眠を取ることが出来る体制に導けます。毎晩、1日を振り返り、自分を褒めることを習慣にてボジティブ思考を体得していきましょう。
7日で身に付くポジティブ思考を体得する為の習慣をお伝えしましたが、難しいことはまったくありません。普段、私たちは、反省ばかりしがちですが、楽しいことや良いことを考える回数を増やすようにすればいいだけです。
もちろん、反省も大切ですが、この程度で済んでよかったとか、この失敗を生かして次回はこうしようとか、発展的な反省になるようにしてください。そして、毎日、必ず自分を褒めてあげましょう。うれしいことや楽しいことは、ポジティブ思考を育てる為に必要な栄養素です。
人が褒めてくれなければ、自分で褒めるくらいの気持ちで常にいてください。そして胸を張って、姿勢を正して生活する習慣を身につけましょう。下を向いていては、気分も下がります。意識的に上を向いて、ポジティブ思考になっていきましょう。
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