プラス発想で楽に子供嫌いを解消する7つの心理的解決法

プラス発想で楽に子供嫌いを解消する7つの心理的解決法
一般的に、赤ちゃんや子供は可愛いと言われていますが、価値観はひとつではないため、赤ちゃんや子供が苦手だというかたもいますよね。子供嫌いなら避ければよいという考え方もあります。

日本という国で、さまざまな年代の人々が一堂に会して暮らしている以上、完全に避けることはできません。避けて暮らしていても、見かけたり関わったりすることがでてきてしまうと、それがストレスとなり、苦手意識に拍車をかけることにもなりかねません。

そこで今回は、子供のことを知って、視点を変えることで子供に対する苦手意識を心理的に解決する方法を考えてみましょう。子供嫌いを克服したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

開き直りは厳禁!子供が嫌いなあなたを認め、許しましょう

一般的に赤ちゃんや子供は可愛いとされているため、子供が嫌いだと言うと、なんとなく冷たい目で見られたり、その気持ちを否定されることもありますよね。特に、子供嫌いの女性は、つらい思いを経験したことがあるかたもいるのではないでしょうか。

「子供嫌い」というだけで苦しんできたり、自分を責めてきたかたもいるでしょう。子供嫌いを克服するためにも、子供が苦手なあなた自身をしっかりと認め、そんなあなたを許してあげることが大切です。

世の中のすべての人たちと仲良くすることは理想ですが、私たちはみな、性格や考え方が異なるのですから、すべての人たちと仲良くするのは困難です。その相手が「子供」と言うだけで、あなたが否定されてよい理由にはなりません。

だからと言って、開き直ればよいというわけではないので誤解しないでくださいね。下手な開き直りは、新たな向かい風を生み、あなた自身が苦しむことになるだけなので、「子供」に対する考え方を変え、あなたが苦しまない生き方をしていきましょう。

 

子供に対する感情を自己分析してみましょう

ひと言で「子供が嫌い」と言っても、子供が嫌いになった原因があるはずです。子供嫌いを解消するためには、考え方を無理矢理変えればよいわけではありません。

それでは、感情を無理に形成することに繋がり、子供嫌いの解消どころか、苦手意識が強まるだけです。まずは、自己分析するところから始めましょう。あなたは、どの年代の子供が苦手ですか?いつごろから苦手だと思い始めたのでしょうか?

思い当たるきっかけはありませんか?子供のどんなところが苦手なのでしょう?子供のどんな部分を見ると、苦手意識が強くなりますか?ただ苦手なだけですか?緊張感や恐怖心など、ほかの感情を同時に持っていませんか?

ただ漠然と「子供が嫌い」だというその感情だけを見ていては、解決に繋がるどころか苦手意識が強まっていくだけなので、この機会に、少し振り返ってみましょう。

 

視点を変えて赤ちゃんを見てみましょう

赤ちゃんは、よく泣きますよね。「お腹が減った」「おむつを変えてほしい」「そうじゃない」など、さまざまな欲求や要求を泣いて伝えます。そうするしか術がないからです。大人と同じように言葉でコミュニケートする力がないのですから、当然と言えば当然ですよね。

言葉という道具を使ってコミュニケーションを図っている私たち大人同士でさえ、すれ違ったり分かり合えないこともあるのですから、言葉を持たない赤ちゃんとのコミュニケーションは難しくて当たり前。赤ちゃんとの関わりが苦手なかたは、もっと肩の力を抜いて、視点を変えてみましょう。

赤ちゃん時期と言えば、最初の人見知りが始まる時期です。何もしていないのに、顔を見られた瞬間に泣かれてしまった経験のあるかたも多いのではないでしょうか。可愛くないとか鬱陶しいと思うこともありますよね。

赤ちゃんが人見知りで泣いているとき、赤ちゃんもその母親もあなたも、それぞれの立場で嫌な思いを経験しています。母親はそれに加えて、あなたに対する申し訳なさや、急に泣き出す赤ちゃんに対する苛立ちなども抱えていることがあります。

そんなときにあからさまに嫌悪感丸出しの顔をされてしまったら、どんな気持ちになるでしょうか?あなたが母親だったとしたら、どう思いますか?赤ちゃんの人見知りは、興味と恐怖の葛藤だという説があります。生まれて僅か数ヶ月ほどの赤ちゃんは、世の中のことをまだ何も知りません。

人間としてまだまだ未熟なのです。分からないから恐怖に駆られて泣いてしまうのは、仕方ないことだと思いませんか?少し視点を変えることで、赤ちゃんに対する嫌悪感を改善することができます。

 

大人の視点のまま、子供時代の自分を見てみましょう

赤ちゃんから成長して、幼稚園から小学生になると、さまざまな言葉を覚え、生意気になったり煩く騒ぎ始める時期です。このころの子供たちの生意気さや煩さに嫌悪感を抱くかたも多いのではないでしょうか。

幼稚園時期の子供たちは、良し悪しの判断がまだついていません。小学生時期になると、自我も芽生え、良し悪しの判断がつき始めますが、まだまだ曖昧です。親を始めとする周囲の大人たちが、良し悪しの判断を教えていきますが、一度教えればすぐに身につくものではありません。

どうしていけないのか、なぜそうなるのかを理解できなければ身につかないので、繰り返し教えていく必要があるのです。また、楽しいことが大好きなので、そればかりを夢中になって追いかけてしまう傾向があります。

私たち大人も、個人差はありますが、小学生の頃までは同じように楽しいことが大好きだったのではないでしょうか。中には、騒ぎ過ぎて大人から怒られた経験があるかたも多いのでは?

忘れてしまっているだけで、どの時代の子供も基本的には、大差がないのです。大人の視点のまま、自分が小学生だったころを見てみましょう。大差がないことが分かれば、子供嫌いを解消するヒントが見つかりますよ。

 

突然、突拍子もないことを始めるのが子供です

突然大きな声で騒いだり、大きな声で泣き出したり・・。うるさいな!とイライラすることもありますよね。これは、子供が何を騒いでいるのか、なぜ泣き出したのかなど、理由が分からないから余計に掻き立てられる感情です。

騒いでいる理由や泣いている理由などが分かれば、また違った視点で子供たちをみることができます。可能であれば、彼らの言葉に聞き耳を立てて会話を聞いてみましょう。驚くほど小さなことが重大事件として語られていることもあり、微笑ましく思えることもあります。

私たち大人にとっては、驚くほど小さなことでも、幼い子供たちから見たら一大事。そんなことくらいで騒ぐなよと思うこともありますが、そんな子供たちを微笑ましく眺めることができるくらいの心の余裕を持っていられるとよいですね。

また、子供と関わることに恐怖を覚えたり、子供と関わるときになんとなく緊張してしまうかたもいます。子供たちは、悪びれもせず思ったことを口に出しますが、なぜか子供たちに言われたことが的を射ていると思った経験はありませんか?

子供たちは、誤魔化しのきく大人の世界に染まっていないため、純粋な心で感じたことをそのまま言葉にしています。そのため、見透かされているようで怖いと感じることもありますが、子供に言われたと悔しがったり、怖がらずに素直に受け止めてみてもよいかもしれませんね。

 

すべての感情を一生懸命表現しています

私たち大人は、自分たちが幼かった時期のことを忘れてしまっていますが、赤ちゃんとして生まれ、幼稚園、小学生、中学生と、ときを経て少しずつ大人として成長しています。時代は変わったと言いますが、実は「子供」そのものは何も変化していません。

確かに子供を取り巻く環境は変わっていますが、世の中のことを何も知らずに生まれてきて、周囲の人たちや環境から少しずつ何かを得て成長していきます。どの時代の子供も、笑う、泣く、怒るなどすべての感情を一生懸命表現して、自分を認めて欲しいだけなのです。

大人になると、理性で抑え我慢しなければならないことが増えるため、子供たちが我慢をせずに感情を剥き出しにすることに対して、嫌悪感を抱くことがありますが、剥き出しの感情は、成長途中にある子供たちの純粋さの現れであり、特権です。温かい視点で捉えてみてくださいね。

 

幼いころの経験や記憶が影響していることも・・

中には、幼いころの自分の記憶や経験から、「子供とはこういうものだ」と決めつけてしまっていることがあります。その範疇から外れた子供に対して、嫌悪感を抱くのです。

自分の幼いころの記憶の中に、「こんな子が嫌いだった」とか「我慢ばかりして育った」とか「子供嫌いの親に育てられた」などの経験があると、「子供嫌い」となってしまうことがあります。

この場合は、幼いころの自分を救ってあげることが必要です。幼いころの自分を振り返り、少しずつ別の視点で捉えながら価値観を変えていきましょう。時間はかかってしまいますが、子供嫌いを克服したいかたは、ぜひ試してみてくださいね。

 

さて、さまざまな大人がいるのと同じように子供にもさまざまな子がいます。すべての人を好きになれないように、すべての子供を好きになれなくても当たり前。まずは条件付きで構わないのです。

徐々に許容できる子供たちの枠を広げていき、受け入れられない子供たちのことは、嫌いという目でみるのではなく、「こんな子もいるのだな」と温かい目で見てあげてください。

これは、あなたが楽になるコツでもあります。無理に克服する必要はありませんが、あなたの心の健康のためにも、子供たちを温かい目で見守ってあげてみてもよいのではないでしょうか。

まとめ

プラス発想で楽に子供嫌いを解消する為に

・ 開き直りは厳禁!子供が嫌いなあなたを認め、許しましょう
・ 子供に対する感情を自己分析してみましょう
・ 視点を変えて赤ちゃんを見てみましょう
・ 大人の視点のまま、子供時代の自分を見てみましょう
・ 突然、突拍子もないことを始めるのが子供です
・ すべての感情を一生懸命表現しています
・ 幼いころの経験や記憶が影響していることも・・

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