一目惚れの心理を利用して、相手を上手に操る9つの方法

一目惚れの心理を利用して、相手を上手に操る9つの方法
一目惚れされる人はどんな人だと思いますか?やっぱりすごいハンサムだったりプロポーション抜群の美人の人?そういう人はもちろん一目惚れされますよね。

でもルックス以外のことで一目惚れした経験はありませんか?学校で重い荷物を運んでいたら、ぱっと来て一緒に運んでくれたり、傘を忘れて雨の中濡れて帰っていたら、後ろから同級生が追いかけて「私、置き傘があるからこれ使って!」ともうひとつの傘を貸してくれたりとか、いつも怖いなあと思っていた人が転んだ子どもを起こして優しい言葉をかけていたり。

そういう場面に出くわして一目惚れした事ありませんか?(シチュエーションが思いっきり少女漫画ですね・・・)どうやらルックスだけではない一目惚れの心理というものがあるようですね。

そこで今日は、一目惚れの心理を利用して、相手を上手に操る方法についてお伝えします。

5秒以上見つめる

人は一目惚れすると5〜7秒見つめているそうです。裏を返せば5〜7秒目を合わせ続ければ相手に一目惚れをさせている錯覚を作る事が出来るということです。

それは人間の脳というのは行動から感情が生まれたのか、感情から行動から生まれたのかはわからないので、見つめたから好きになったのか、好きになったから見つめたのか区別できない事を利用しているのです。

5秒以上見つめてみてくださいね。

 

言葉を同調させる

オウム返しのように相手が言ったことをそのままの言葉で言い返す。ポイントを要約して言い返す。相手が使ったキーワードを応用して言い返す。

こういった相手の会話を繰り返すことで、ちゃんと話を聞いてもらっているな、という感覚を相手に植え付けるのです。なぜなら人は自分と似ている人を味方だと判断する心理が働くからなのです。

これは恋愛でもビジネスでも使える手テクニックですのでぜひ覚えておきましょう。

 

しぐさを同調させる

これも上の「言葉を同調させる」テクニックと同じ理由です。「自分と似ている人は味方だと判断する心理」から来ています。座り方、足の組み方、手の位置、お茶を飲むタイミング、などといった仕草を真似てみましょう。

でもここで注意してほしいのが、あまりにもあからさまに相手の仕草を真似る事です。かえって「何この人?私のまねばかりして気持悪っ!」ととても怪しまれてしまいます。

さりげなく真似てみましょう。相手が足を組んだら、あなたは足首をクロスさせるぐらい浅く組む。相手がコーヒーカップを口元に近づけたら、あなたは手を耳元に近づける、など自然に振る舞ってみましょう。

必ずしもこの相手を真似る仕草は相手の目に入る必要はありません。なぜなら目に見えていなくても、相手の潜在意識はしっかりと解っているからです。

相手を観察しながら真似るのは最初は難しいかもしれませんが、頑張ってみてください。

 

YESを引き出す

これは人は何度も同意すると心理的バリアーがなくなって、安心感が生まれるというものです。

例えば「今日は天気がいいですね」「そうですねえ」とか「梅雨が明けましたね」「ほんと、やっとですね」などいつの間にか答えがYESになってしいます。3〜5回出来れば合格点です。

 

NOを引き出す

「YESを引き出す」の反対なのですが、これはYESを引き出すよりちょっと難しいです。しかし、このテクニックは何にでも反対する人、防御心が強い人、猜疑心が強い人に有効です。

(梅雨明け前に)「梅雨はもう明けたんだよね?」「忙しすぎて、食事に行く暇はないですよね」「いや、別にそんなことないけど」とNOを言ったら、それはYESの合図なのです。

でも、これはちょっと面倒くさそうですよね。

 

アンダードッグ効果

アンダードッグ効果、「負け犬効果」とも言います。人は弱い立場にある人や不利な状況に追い込まれている人を見ると、その人を応援したくなる心理状態になることがあります。

その人が一所懸命に努力する姿を目の当たりにする機会があれば、その思いはいっそう高くなります。そんな心理効果をアンダードッグ効果といいます。

確かにマラソン大会で途中で足を痛めながらも、あきらめずにフラフラになりながらゴールを目指す選手を見ると、「頑張れー!後もう少しだー!」と暖かい声援を送ってしまいますね。

 

アンビバレンスの法則を使って褒める

アンビバレンスとは同一の対象に矛盾する感情を、同時にまたは交替して抱く精神状態の事です。これを利用して褒めるというのは、一人の人間を多面的に見て相反する所を褒めるという意味です。

例えば相手が気づかないような事、よく言われる事の逆の側面、あるいは相手の欠点やコンプレックスを見つけて褒める。これが重要なのです。

八方美人は社交的、自分勝手は自分を大切にしている、人見知りは思慮深いなどです。そうすると相手は「この人私の事を解ってくれているんだ」と心を開いてくれるようになるでしょう。

 

香りが大事

「見た目は好みだけど、においがくさい」という男性と、「見た目は好みではないけれど、いいにおい」の男性のどちらを選ぶか尋ねた所、前者は18.2%、後者は81.2%と圧倒的に「いいにおい」を選ぶ女性が多かったそうです。

人は無意識に自分の好きな匂いの異性に惹かれ、嫌いな匂いのする異性を遠ざけているのです。じゃあ、いい匂いってどういう香水をつければいいの?と思ってしまいますが、まずは身体を清潔に保つ事。

入浴、洗髪、歯磨きはきちんとやりましょうね。そのうえで、身につける香りを考えるとすれば、柔軟剤の香りです。洋服から柔軟剤の香りが漂ってくる男性は女性にモテるらしいのです。

すれ違いざま、自分が使っている柔軟剤と同じ香りがすると、その人の事がきになり、もしかして気が合うんじゃないかと思ったりする女性もいるみたいです。

 

自分に似た雰囲気の人

これは「しぐさや言葉を同調させる」と同じしくみなのですが、人は「自分と似た雰囲気の人」を好きになる傾向があります。

自分が好きなバンドのTシャツを着ていたり、好きなキャラクターのグッズを持っていたり、お気に入りのブランドがかぶっていたりすると、「この人、私と共通点がありそう。仲良くなりたい」と思う場合があります。

また、自分と似たような雰囲気の人は安心感があります。ただ、自分に無いものを求める人もいますから一概には言えませんのでご注意を。

 

さて、一目惚れの心理というのは恋愛だけでなく、ビジネスシーンにも使えるものです。テクニックはいろいろありますが、やりすぎは禁物ですよ。わざとらしさが目立って「何?この人?」と思われてしまいます。

まとめ

一目惚れの心理を利用して、相手を上手に操るポイント

・5秒以上見つめる
・言葉を同調させる
・しぐさを同調させる
・YESを引き出す
・NOを引き出す
・アンダードッグ効果
・アンビバレンスの法則を使って褒める
・香りが大事
・自分に似た雰囲気の人になる

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